ガチャガチャのカプセルはどのくらい生産されているのでしょうか?
バンダイは約400万個以上(21.8t)の空カプセルを回収して70万個を再生産。プラスチックの使用量では、年間で約1tの削減しています。ガチャガチャ業界の大手のバンダイが2021年には約1億個と発表しているのでガチャガチャ業界の生産数をオノーちゃんが試算すると約2.2億個が生産されていることになるでしょうか。
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
ガチャガチャ業界でプラスチックの課題の取り組み
ガチャガチャ業界で取り組んでいる3つの事
①リサイクル 粉砕して再利用 服等の再利用
②カプセルレス カプセルを使用しない
③紙カプセル プラスチックの代替
カプセルレス カプセルを使用しないで初商品化
ガチャガチャで初期からカプセルレス商品は
②のカプセルレスというのはカプセルを使用せずに商品が搬出される商品になります。カプセルレスはガチャガチャ業界ではユージン(現タカラトミーアーツ)が最初だったかと思います。1989年に発売された「赤ちゃんポケットハウス」という商品です。ハート型や貝の形ををしていてシュリンクされた状態の商品を開けると中に小さなフィギュアの赤ちゃんが入っていてミニチュアの家具を置いて卓上でごっこ遊びができる商品です。
ディズニー「ポケットショップ」大ヒット!
この系譜を継いで開発されたのがディズニーポケットショップです。ディズニーのガチャガチャは当時はユージン1社で発売されていました。1995年のコレクションブームもありクオリティーが高くディズニーポケットショップはお母さん達のファンも巻き込んでのブームとなりました。ガチャガチャで初のガチャイベント「ユージンカプセルフェスティバル」を1998年7月25日に新宿野村ビルで開催し、多くのディズニーガチャガチャファンに来場していただけました。かなり熱いイベントで、ガチャガチャをコンプできない方向けに交換会も開催して大変喜ばれました。
1998年はポケモンのガチャ、大人の男性向けにSRシリーズを発売開始し、ユージンガチャの躍進の年となります。
進化するカプセルレス「ポケット遊園地」
1998年ポケットショップが進化した「ポケット遊園地」はゼンマイで動く仕様になっていて200円で発売します。このシリーズはお茶犬等他のキャラクターにも転用され発売されていきます。ポケット遊園地の動画添付致しますのでご覧ください。
バンダイのダンゴムシ等や各メーカー最近カプセルレスが増えてきました。コストが厳しい中地球環境を考え制約されたサイズの中で開発される商品だからお客さんは驚き購入していただいていると思います。
次は、③紙カプセルのお話です。
んじゃまた!
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