K.Sさんは、いつもガチャガチャイベントや商品化する時に、原型師さんや版元さんを紹介してくれる頼れる女性でした。彼女もガチャガチャが好きだと言うだけでお金も出ないのにイベントに足を運んでれるガチャガチャ愛が溢れる人です。
今日は、K.Sさんにガチャガチャについて一言をお願いした時のコラムを紹介します。
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
10円ガチャガチャの思い出を振り返るガチャへの想い
ガチャガチャ――それは人生最初のギャンブル
今の子供は驚くかもしれないが、私の子供のころ、ガチャガチャは10円だった。
当たりのよさそうなものは、横の窓にはりついていて、実際出るのはスーパーボールとか(これでもましな方だ)しょぼい変なものだった。それらは小学校前の文具店の店先にあり、子供はなけなしの10円玉で勝負していたものだ。それが20円になった時は衝撃だった。
たとえガンダムの色なし消しゴムだったとしても。
そして100円のガチャが出た時は卒倒。100円。子供にとってどれだけの大金であることか。
ガチャガチャは、今の若い人には考えられませんが、当時の物価では10円だったのです。50代世代の人なら、10円ガチャガチャを経験している人がいるはずです。そして、時代は100円のガチャガチャに突入します。K.Sさんは100円のガチャガチャが誕生した時の驚きを隠せません。
100円、そして200円のガチャガチャが誕生しガチャガチャも変化していく
ガンダムの消しゴムが5個入っていたとしても。100円は目のくらむ大金だった。
そして瞬く間に200円の時代が来た。200円のガチャは、それはすばらしい造形で、どれを回してもハズレがなく後にオークションで高騰するほどの出来栄えだった。確か「ダダ」という怪獣は40回も版を重ねて作った逸品だと聞いている。
私の家にはガチャガチャを飾る棚があり、一面ガチャガチャを飾ってあるのだが、旧ユージンのドラゴンがすごい。「これが200円か!」と唸る出来栄えだった。ところが、この円安。いつのまにかガチャは300円が当たり前になり、先日、ヤマシロヤに行ったら400円のものもあった。(しかも回してしまった、猫が寿司になっている猫寿司という商品だった)そういえば、昨年は500円のガチャも見た。
500円あれば、おにぎりとコーヒーが飲める金額に、「何が出るかわからない」というワクワク感を求めてガチャを回す。
K.Sさんの言う通り、ガチャガチャの醍醐味は「何がでるかわからない」、あのワクワク感です。人はこのワクワクを感じたく、ガチャガチャがたとえ500円になっても回したくなるのです。
ワクワク感があるガチャガチャに人は魅了される
人はわくわくを求めてお金を投じる生き物なのかもしれない。
それが10円でも、500円でも。だいたい一度では欲しいものは出ないのよね。悔しいわ。
どこかでひっそり10円ガチャの復活を望むのは私だけ?
ガチャガチャと言えば、10円を思い出すのは50代前後の方が多いですね。ガチャガチャの価格が高くなろうとも、ガチャガチャが子供達にとってはじめてのギャンブルであり続ける事は間違いないです。
んじゃまた!!!