ガチャガチャは1965年2月17日に日本初ガチャオペレーターペニイ商会から始まります。
アメリカのペニイキング社社長のLOハードマンさんからの紹介でした。
何でガチャガチャに人は魅了されるのでしょうか???
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
● 何がでてくるかわからないからこそ楽しい=「夢」を買う
● ガチャガチャと音とハンドルを回すことでの運試し感
● 精工なミニチュアとクッスっと笑える企画
「10円で世界の玩具を集めよう!!」 子供達がガチャを覗き込むアサヒグラフ社の写真に写っているペニイ商会の看板に書いてあるキャッチコピーです。
その当時世界の玩具を買えるなんて夢を感じますよねこの時ガチャブームに火をつけたのが「目玉が飛び出すガイコツ」10円入れても当たりなのでなかなか出ません!でも欲しい!!
何が出てくるかわからないから面白いそれを「夢」と呼びます。
また10円入れる また出ない! これも昔から変わってないガチャガチャマジック!何回もでるまで回してしまう子供達の初ギャンブルです。
ペニイ商会では何がでてくるかわからないこの仕組みを「夢」と言ってました。
夢を売るマシンなんです。ガチャガチャを通じて私達は「夢」を販売しているのです。
ガチャガチャは55年間「夢」を売り続けています。
毎月新商品が必ず発売される約300シリーズの珍しくワクワクする商品一般店では買えない、ガチャガチャは一期一会そこで買わないといつまた出会えるかわかりません。
ラインナップお目当てのアイテム欲しいのに100円をこんなに使ってもお目当て商品がでてこない、しかし出たときの感動は嬉しくてしょうがない。みんなに自慢したくなります。
100円を入れハンドルを回す、自分で絶対目当ての商品をだすのだという気持ちをハンドルに注入する儀式ですね???
ガチャガチャに必ず必要なハンドル
最近中国製のキャッシュレス化されたICカード対応マシンを見かけるようになりましたがハンドルを回さなくても商品が出ますと表記があります。しかしハンドルはしっかりついてます。ハンドルを回すことでの自分自身でやっている感は大事なんですね。
少額でなんかみんなで楽しくなれる「夢」が1965年からずっとガチャガチャビジネス続いているのだと思います。
世相を反映した流行りものが多いガチャガチャの商品
ガチャガチャマシンの中を見ていただけると日本の世相流行りものがわかります。 昔の商品をみてもその当時にTVや漫画などで話題になったものばかりです。ガチャガチャは時代を映す鏡です。
なので、80年代初頭まで版権意識もなくパチモン商品が多く今流行っているものをすぐ商品化していました。
精巧にできたミニチュアとクスッと笑えるネタ商品
ガチャガチャの中身のキーワードは精工にできたミニュチュアだと言うことです。
この世にあるものをカプセルに入るミニチュア化していてちょっと笑えるというのが基本にあります。クスッと笑えるような商品企画の中に一捻り要素が必要です。
このコンセプトはガイコツ商品の発売されていた1965年から変わっていないのではないでしょうか。
コロナ渦の状況が一年経って今なお終息せず、日本に疲弊感が漂っています。ガチャガチャを回して少しでも明るい気もちになれたらと思います。
んじゃまた!!!