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前回は、ガチャガチャビジネスを知るう上で、ガチャガチャの市場を解説しました。「どうなっているの」シリーズ2回目に突入です。
ガチャガチャの筐体は、バンダイとタカラトミーアーツの2社が保持していますが、そこからこれらの筐体は、どのようにしてお店に並んでいるのか、今回はガチャガチャの筐体を扱う卸のお話です。
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
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ガチャガチャは、誰が設置しているんですか
ガチャガチャマシンを設置し運営しているのは、ガチャガチャの代理店(以下、オペレーターと呼びます)になります。
ガチャガチャマシンの所有者はガチャ代理店であり、ガチャガチャの代理店は商品をメーカーから購入して商品の補充や集金、メンテナンスを行います。
オペーレターはお店を80軒ほどまかされ店舗を巡回して補充をはじめ。集金やメンテナンスをしています。集客力のある店舗は商品を送りつけにしてお店側で対応してくれるケースもあります。売上が見込めれば商品納品だけの対応も可能ということです。
オペーレターは、設置させていただいている店舗に設置料としてお支払いします。
設置料は各代理店がお店と契約して決めているのが現状です。相場としては、大体売上の25%〜30%と言われています。
ガチャガチャの代理店(オペレーター)とはどんな会社ですか
オペーレターは、北海道から沖縄まで全国のガチャガチャの設置をしているところに存在しています。TSUTAYAやヴィレッジヴァンガードなどの専門店を中心に設置している代理店もあるんですよ。地域に根付いているガチャガチャの代理店会社が、ガチャガチャビジネスを支えています。
バンダイはの主力代理店(オペレーター)は、「ハピネット」である一方、タカラトミーアーツは「ペニイ」となります。
ハピネットにはグループ会社にハピネットベンディングサービスという代理店がありガチャガチャのオペレターの機能を担っています。
昔からあったバンダイ代理店を集約したのが、ハピネットベンディングサービスです。ペニイは、もとはタカラトミーアーツの子会社ではく、独立したガチャベンディング会社でした。
ペニイは、1965年2月17日にアメリカから最初にガチャガチャを導入した会社です。ユージン時代にガチャガチャの新マシンを作る時に相談にのって開発に協力してくれたのがペニイだったのです。今は、タカラトミーアーツの子会社となりました。
新しい設置場所はどのように探すのですか?
最近では、新規カテゴリーを開発し、新規ロケーションを設置場所として開拓していくケースが増えています。
たとえば、JR東日本のキオスク横にあるご当地ガチャです。ソフビをメインにした展開で雑貨流通を開拓したりするなど、商品カテゴリーを独自路線で考えて導入するパターンです。
コレクションしてくれるファンが増えれば商売になってしまうのがガチャビジネスの面白いところです。
んじゃ、またね。
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