最近第4次ブームと言われているガチャガチャ業界ですが、1965年の創世記から
はじまったガチャガチャビジネスはこれからどうなるのでしょうか?
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
ブームと言う言葉はブームが終わったらそこからしりつぼみのイメージが強いですね。
ガチャガチャビジネスは毎年微増だけですが発展進化しつづけています。
オノーちゃんはブームではなく変遷期かと思っているんです。
第4の変遷期をむかえているガチャガチャ市場は現在400億越えをむかえる規模に
なりました。では何が変遷期なのでしょうか?
ガチャガチャ変遷期のおさらい
■第一次変遷期は、1983年。
⇒「キン肉マン消しゴム(キンケシ)」が大ヒット。
販売累計1億8000万個。
⇒100円が主流に
■第二次変遷期は、1995年。
⇒「HGシリーズ ウルトラマン」がヒット。
⇒単色だったのが彩色され、レベルが上がった。
⇒ディズニーも加わり、大人も巻き込むブームに。
⇒200円が主流に
■第三次変遷期は、2012年。
⇒「コップのフチ子」がSNSで拡散され話題に。
⇒10万個でヒット、30万個で大ヒットというなか、
販売累計2000万個を突破する異例のヒット。
⇒クリエイターとコラボしたデザイン性の高い商品が登場
■第四次変遷期は、2020年
⇒大人の女性をターゲットにした専門店が続々登場。
⇒ガチャメーカーが約30社
⇒商品アイテム約月300アイテム
2020年、ガチャガチャ振り返り
第四次の変遷期2020年度の市場売上げは小売価格で380億円~400億円になります。鬼滅の刃の大ヒットの影響もありガチャガチャ業界はコロナ渦中でも専門店が拡大しつづけ売上げが堅調に伸びていきました。コンテンツに恵まれたこともありますが、ガチャガチャならではのメーカーオリジナル商品が今までのガチャガチャユーザーではない大人の女性に受け入れたことによって売上げが伸びた要素が大きいです。
2021年、ガチャガチャビジネスは堅調に推移
2021年に入っても同じ傾向がつづき加速的に専門店が増えてきました。JRの構内やJR運営しているニューデイズの店舗前にはガチャガチャが設置されるまでになりました。否定的な言葉で「親ガチャ」という言葉が知られるのはちょっと悲しいですね。
ガチャガチャマシン使用の多様化
今年は、宇和海真珠さんのあこや真珠1000円が話題になり専用什器まで作られました、ハンドルを回すタイプでは無くなったのは残念ですが。地元の名産品をブランド化し活性化するという新しいガチャガチャの使い方が定番化しました。街を活性化するという大宮という街だけに絞った大宮ガチャもかなり話題になりました。あえて限定しコアな場所を紹介する販売する手法は素晴らしいです。新シリーズもとんがってブレていないところがよいです。ホテルグループと組んだ「ホテルガチャ」 街を盛り上げる「街ガチャ」いままでにないガチャガチャマシンの楽しみ方が増えてきました。どちらもキャッシュレスです、お台場にあるPayPonもかなり気になります。ハンドルをまわすガチャガチャではないもののピーチの「旅くじ」も5000円でどこの旅がでてくるのかドキドキしているカップルを楽しんでいました。
ガチャガチャの未来はどうなるのでしょうか?
2025年大阪万博開催(5月3日~11月3日)の年にガチャガチャに日本に導入され60年をむかえます。キャッシュレスマシンは増えているのでしょうか? その時第5次変遷期をむかえているのでしょうか?
野村総研の2025年の未来年表をみてみましょう。
・2025年大阪万博開催(5月3日~11月3日)
・コンビニの全ての取り扱い商品(推定1000億個/年)電子タグが貼付され商品管理が実現
・キャッシュレス化が40%
・インドが人口で中国を抜き世界1位
・日本の労働力の約49%がAI(人口知能)やロボットなどで代替可能/2025年~2035
ガチャガチャビジネスの功労者の言葉
時代とともに生き延びてきたガチャビジネスですが過信はよくありませんね。時代にあわせてガチャガチャも変化していかなければいけません。
日本にガチャガチャビジネスの貢献者であるLOハードマンさんの商売のコツです。
LOハードマンさん商売のコツ:
・母親に嫌われる商品を売るな
・ 捨てる「銭=ゼニ」を集めるのが商売のこつ
・高望みしてはならない (midium happiness)
・拡大超過は、経費増 ガチャ
・Shut up toy
賢者は歴史から学ぶですかね。
コロナがおさまったら、LOハードマンのお墓参りに行きたいオノーちゃんでした。
んじゃまた!!!
©日本ガチャガチャ協会