ガチャガチャビジネス

2022年ガチャガチャ市場規模が610億円になりました。

2021年ガチャガチャの売上市場規模は450億円、2022年は610億円と2023年6月の
おもちゃショーで玩具協会から発表されていましたね。オノーちゃんが1994年からガチャガチャビジネスに携わってきましたが、その当時子供がメインの市場だったので150億円ぐらいでした。バンダイとユージンと他メーカー含めても10社も商品化しているところない牧歌的ガチャガチャ業界で楽しかったです。1995年に次世代ガチャガチャマシン「スリムボーイ」が発売されてから大人マーケットを狙う施策を考えバンダイがHGフィギュア、ユージンは、ディズニーフィギュア企画開発します。大人狙いのガチャガチャがNHKに取り上げられるなんて感動ものでした。

ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。

450億円から610億円に飛躍できたのは何故なのでしょうか?
2017年からはじまるガチャガチャの専門店「ガチャガチャの森」と新規参入してきた
ガチャガチャメーカーがキーポイントじゃないかとオノーちゃんは思うのです。

 ガチャガチャコーナーが成田空港に出店開始

成田空港第二ターミナル

2016年に成田空港第二ターミナルのセブンイレブン前にインバウンド向けに
余った100円玉を使って貰えたらという発想でガチャガチャをタカラトミーアーツが
設置するんです。ご存知の通りこれが話題になりメディアに取り上げられることになり
テレビで購入しているインバウンドの姿が沢山報道されます。

 「ガチャガチャの森」一号店 太宰府に出店

ガチャガチャの森太宰府店

同時期に2017年に「ガチャガチャの森」が太宰府に展開が開始されます。「ガチャガチャの森」以前までは「PON!」という専門店を大人の男性向けに品揃えして販売していましたが、あまりにも売れないので大人の女性向け商品をメインに販売したところ売れいきが好調で、もっと女性が楽しめるイメージがいいんじゃないかとデザインされたのが「ガチャガチャの森」です。

ニューウエーブなガチャガチャメーカー創立

300円×専門店×新メーカー

 

2016年2017年は、ニューーウエーブなガチャガチャメーカーが多く立ち上がりました。
クオリア、スタンド・ストーンズ、 トイズキャビン、 トイズスピリッツ、ブシロードクリエイティブ、この時期に大人の女性向けアイテムが多く商品化されることになります。価格も300円がメインになり、大人の女性商品を開発するメーカーとガチャガチャの専門店「ガチャガチャの森」の購入しやすい環境が整った時期が重なりコロナ渦に突入していきます。コロナ渦でガチャガチャ業界も大打撃を受けると思いましたがご存知の通りまったく逆で、コロナの影響で空いてしまった好立地の店舗にガチャガチャの専門店が増えていくことになります。 月に300アイテム以上発売され、販売するガチャガチャ専門店も増えお客さんは当たり前のように駅構内のガチャガチャコーナーに吸い寄せれていきます。

2025年にはガチャガチャがアメリカから導入され60周年をむかえます。その時ガチャガチャはどう進化しているのか楽しみです。

ガチャガチャの指南書「ガチャガチャの経済学」9/15発売

「ガチャガチャラボ」をいつも読んでいただきありがとうございます。

今回「ガチャガチャラボ」の内容をよりわかりやすまとめたガチャガチャの指南書を発売致します。よりガチャガチャビジネスのことを知りたい方、ガチャガチャビジネスが気になる方、是非購入していただければ嬉しいです。

タイトル:「ガチャガチャの経済学」(著)小野尾勝彦 プレジデント社 9月15日発売

んじゃまた!!!

©日本ガチャガチャ協会

 

ABOUT ME
オノーちゃん@ガチャガチャ伝道師
(株)ユージンからもうすぐ30年、ガチャビジネスを生業に 株式会社築地ファクトリー/代表 日本初ガチャガチャのコンサルティング会社設立/日本ガチャガチャ協会設立/ガチャガチャビジネスの歴史をサイトで書いております。ガチャに関するお問い合わせは、小野尾info@japangachagachalab1965.com