ガチャガチャを経営していたメーカー、通称ガチャ屋を生業にしていたガチャガチャ屋の社長さん達は、みんなガチャガチャを愛してやまないおっちゃん達です。
ガチャガチャ・ガチャポンラボ所長のオノーちゃん( @GachaOnoo )です。
昔のガチャガチャビジネスは無法地帯。ガチャガチャのビジネスの特異性を学ぶ
今回はそんな明るいガチャガチャ人生を紹介します。オノーちゃんのガチャガチャ人生では数々の「こんなことがあったなぁ」というガチャガチャあるあるを紹介します。
ガチャガチャは製造から販売までの自己完結型ビジネスモデル
ガチャガチャのビジネスは今で言うと、ベンチャービジネスです。ガチャガチャビジネスを紹介してくれた、外国人・LOハードマンさんが日本に紹介し、ぺニイ商会(現:ペニイk)がガチャガチャオペレーターとして創立致しました。香港で買い付け、当たり商材を国内でハズレ商材とアソートとして販売してました。この話、面白いですよね。
ちなみに当たり商品は、当たり目と言います。真ん中ぐらいの商品を中目、ハズレがあります。この100個のうち、当たりと中目、ハズレ商品で上手く比率をあわせて仕入コストを調整して儲ける商売なんです。
ガチャガチャ業界の昔の方々は強者が多く、国内のアソート会社の社長は昼から飲みはじめ、泥酔していましたwww。ほんの30年以上前の話です。
でも仕事が早く200000個のカプセルのアソート2日ぐらいでこなします。この生産性の高さには驚きます。
売れてるガチャガチャ商品については、ガチャガチャを生業にしているオッちゃん達は、倉庫から商品を勝手に持って行っています始末www。いつも棚卸しで数量が合わずに大変でした。
そんなメーカー側に勝手に売れる商品だけを持って行っていかれるだけじゃありません。もちろん、売れない商品もあります。
売上がたりないときは、間違ったふりをして商品を社員の女性から送りつけたりという良い時代です。「女性に間違えてすみません」と言われて断るオッちゃん達はいませんでした。
まさに、働くことが楽しかった時代ですね。
でも売れてる商品に目が肥えているガチャガチャのオッちゃん達は、先にお金が勝手にふりこまれて商品を確保したりしてました。やはり強者です。
アメリカにはガチャガチャ協会(NBVA)というのがあります。日本にはガチャガチャの協会はありませんがアメリカには協会として昔から存在しております。
ガチャガチャビジネスのノウハウを教えてくれる講習もあり、副業でガチャガチャビジネスをしている方も多いです。
その方々の講習の質問があり
「余ったガチャガチャの商品はどうするんですか?」
「当たりと混ぜるんだよ!」
まさに、正しいwww
いつもラスベガスで開催のベンディングショ-を開催していたのですが、場所が取れずフロリダのウォルトディズニーワールドで開催しました。
しかし、もちろんフロリダにはギャンブル無くて、参加者は不満たらたらで、みんなぶち切れ状態。それ以来ダラスは一回だけの開催となり、それ以降はラスベガスで必ず開催されるようになりました。
アメリカのガチャガチャ屋さんと日本のガチャガチャ屋とほぼ似ている人種です。
んじゃまた!!!